ピーリングとターンオーバー | ピーリングは優しくなければ肌に良くない
ピーリングとはずばり「皮をむく」。ちょっと怖い表現ですが、
市販されているピーリング用化粧品は、
実際に皮を剥くわけではなく古い角質を取り除くためのものです。
ピーリング技術はもともと米国で始まった美容法の一つで、
即効性を求める商業性の強いアメリカならではの
米国式ケミカルピーリングは実際、米国人に人気があります。
日本人の肌は、きめ細かい
でもここは日本。米国式ケミカルピーリング方法は、
はっきり言ってキメの細かい日本人の肌には合いませんし、
ケミカルピーリングは古い角質を取る程度のために
肌の表面を化学薬品で溶かす強引なやり方なので、
やらないほうが自分の肌のためです。
本来のピーリングの役割は、古い角質の除去
「皮をむく」という表現を使いましたが、実際に日本で多く行われてる美容ピーリングは、
古い角質だけをキレイに取り除くことです。ただ、いろいろな美容製品が出ていて、
実際に自分で体験・使ってみないとわからないのが現実。
だから、日本人の肌に合う優しくピーリングできる美容製品を強くオススメします。
ピーリングはやらないほうがいいの?
ずばり、ピーリングはやっぱり必要です。とくに都会生活をしている女性には。
現代社会の生活、とくに都会生活の環境(クルマ、航空機、エアコン等々)は、
森林での生活とは比べられないほど、
毎日、刺激の強い空気で肌は汚れやすい環境にさらされてます。
なぜ、ピーリングが必要?
都会の外気の影響や不摂生な都会生活習慣で傷んだ肌は、
汚れがたまりやすく落ちにくく、古い角質がはがれにくくなりますから、
ピーリングでターンオーバーの周期を正しく守ってあげる
必要があります。
古い角質がはがれにくくなるとターンオーバーが狂う
ターンオーバーとは、皮膚の一番奥「真皮層」で新しく生まれた皮膚細胞が、
28日間かけて上(表皮)へ上がっていき、
最後は古い角質が「垢(あか)」となって剥がれ落ちるまでのことです。
ターンオーバーの周期と角質の正体
ターンオーバーの周期は20代で28日間ですが、加齢とともに周期は長くなります。
20代=28日 / 30代=40〜45日 / 40代=50〜55日
50代=70〜75日 / 60代=90〜100日
真皮層の細胞はどんどん細胞分裂して、上へ上へと新しい皮膚を形成していきます。
14日を過ぎたあたりから皮膚細胞は徐々に「角質化」していき、
皆さん良くご存知の「角質層」を形成していくわけです。
角質は細胞核を持たないので「死んだ細胞の状態」、つまり爪や髪と同様です。
肌の表面は角質層〜大切な保水庫
みなさんに見える「肌」こそ角質層ですが、いくら死んだ細胞とは言え
「角質層」こそ極めて重要な「保水」の役割を担っています。
古い角質の放置が、肌トラブルの原因になる
古い角質がはがれにくくなる。
これが肌のターンオーバー(肌再生の周期)を乱す原因となります。
ターンオーバーの乱れを放っておくと、古い角質は残ったままになりやすく、
シミ・そばかす・くすみ・ニキビ・吹き出物が
できやすくなりますから、厄介です。
だからときどきピーリングで古い角質を適宜取り除いて、
角質層を常に健康な状態に保つことは、
角質層の保水力をキープすることに直結しているわけなんです。
ブライトナーは、優しいピーリング
米国式ケミカルピーリングの話しをしましたが、肌のキメが細かい日本人には
日本人の肌に合う優しいピーリングをする必要があります。
最近は、ブライトナーで古い角質を取る美容法に変わって来つつあります。
最も肌に優しい方法として、人気が高まっているからです。
ブライトナーの役割(効果)
直訳では「"brightener"=明るくする」という意味ですが、
ブライトナー本来の役割(効果)は、
紫外線や汚れ、ストレス、乾燥などで傷んだ肌に働きかけ、
シミ・くすみを抑えキメの整った透明感ある肌に導く美容液のことを指します。
ブライトナーは、新しいピーリング法のひとつ
ブライトナーは肌に残った汚れやメラニンを含む
古い角質を穏やかに取り去り、
肌を柔らかく整え、明るく保ってくれます。
古い角質を穏やかに取ってくれるから
ブライトナーは「肌に優しい新しいピーリング法」
と言われてます。
古い角質層を定期的に優しく取り去ることで、
強い保水力をもつ健康な角質層を育てるのです。
日本人の肌に合うブライトナーの優しいピーリングで、
正しいターンオーバー周期を守り、みずみずしい角質層を育ててくださいね。